No.2 「本当にもったいない!」

MOTTAINAI」(もったいない) この言葉は、ケニアの環境副大臣のワンガリ・マータイさん(2011年9月25日死去)が、2005年2月に来日した際に、日本語「もったいない」が、資源の有効活用3R(Reduce、Reuse、Recycle)を一言で表す言葉であり、さらに命の大切さや、かけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)という意味も込められていることを知り、環境を守る国際語「MOTTAINAI」として全世界に発信しました。
今、『世界の全人口のうち7人に1人が飢えに直面』しています。世界の10億人以上が飢餓に苦しんでいるのです。(国際世界食糧計画2010年報告) にもかかわらず、わが国では、食料を一人一日250g捨てています。これは、三食に一食を食べ残していることになります。年間にするとその廃棄量は、1,800万トンにも上ります。国連世界食糧計画の食料援助量360万トン(2011年)の約5倍にもなるのです。
「MOTTAINAI」は、これからもっともっと大切になる言葉。ふだんの生活の中で、強く主張するのではなく、奇をてらうでもなく、あたりまえに意識されていくものだと思います。


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